ももクロのROCK IN JAPAN FESTIVAL2017 あるノフの戦い
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017(以下、ロッキン)にももクロの応援で参加しました。
タイトルの「あるノフ」というのは僕だったり、僕の周りのノフ数人をさします。
戦いの成果は大大大大大勝利でした。
この感激を残すべく、ライブ前から終わりまでを自分向けの備忘録として記録します。読んでもらっても問題ないようにもできるだけ丁寧に記載します。
それでは〜
ももクロがフェスに参加する場合の僕なりのポイントはこれ。
- ももクロのファンでない人への良さを知ってもらう
- 純粋にももクロを楽しんでもらう
- 外から見たら区別つかないが、いわゆるヲタ芸を見てもらって笑ってもらってでも強い印象をつける
- 僕らの熱意を見てもらい、そこまでさせるももクロに興味を持ってもらう
- 僕らが楽しむことよりも、知らない人に楽しさを知ってもらう。
- もちろん僕らも楽しむ
- アイドルはロックフェスから出てけと舐めてかかるやつを盛り上がり倒してぶち倒す!(呼んだのは主催者だ!)
意味が被っているのもありますがこんな感じ。楽しむのはもちろんだけど、俺らのアツい現場を再現して良いインパクトを与えたいのだ!
なので僕らはスタンディングエリアの前から2/3とか3/4くらいに位置取りました。後方支援です。前方に比べてノフの人口密度とともに熱量も薄くなるからです。ここで遠巻きに見てるお客さんにアツいのを魅せつけるんです!!
スペースも広いので気兼ねなく踊れるのも理由の一つ。広いステージ、沢山見に来てくれたお客さんも見渡しやすいです。
氣志團万博なんかはありがたいことに、どんなバンドもファンもアウェーじゃなく感じられるように配慮が行き届いていますよね。もはやホームのフェス!ももクロにとってはももクロフェス。それに対して今回のロッキンはアウェー。
なので僕ら力がだいぶ入っていました。
本陣からののろし
実際ににバカにされた事案があったかなかったかわからないけど、kマネからの鼓舞ツイート。
ま、あんま詳しくないからこっちからはなんもねーけど、アイドルバカにされたらやるっしょ的な感じでしょ フェスって #momoclo
— momoiroclover (@momowgp) 2017年8月11日
このツイートを見て気持ちがふつふつと強く燃え上がっていく感じを自覚。ももクロ本陣も同じ思いであるということは、大いに僕の気持ちを高めてくれました。
このツイートを見てからは、力が入りすぎて全身がこわばるほどwストレッチをし続けてこわばりをほぐすのに余念がありませんでした。
ももクロ登場
Overture!フルスロットル!
いつもはいつメンバーが来てくれるかわからないアンコールで、全力で叫び続けてなってしまう体表面で起こる痙攣。それが出だしからの全力コールで、いきなり発生!酸素不足なのかなんなのか。とにかく力み過ぎですよね。倒れでもしたら迷惑かけるし無理しないようにしないといけませんよね、反省。Tシャツの脇部分の締まりが強いから腕に血液が行かないのかな、その辺痺れてたので今後Tシャツは1サイズ大きいのにした方がいいかもしれない。ぴったりサイズで本当は着たいんだけど。
「遠くで見られればいい」ってだけの静かなノフはまわりに若干いたような感じだけど、始まってみると嬉々とした顔でこっちをご覧になる一般の方たち多数。「こんなんで萎縮なんてしてられない!」
といいつつも、メンバーの応援の方に集中してるからそんなのそっちのけで、気にならない。委縮なんて一切ない。
怪盗少女!爆上げ!
チラチラみてくるみなさんもご存知の怪盗少女が始まるやいなや、イントロから爆上げ!
そしてこの曲は俺らの振る舞いを見せつけるのに最適な楽曲!
単独の現場では何もしなくても他の人らがコールをしてくれるのでまかせっきりで踊ったりしてたのだが、今回は聞こえてこないので思い出しては急にコールを入れる感じで半端にコールをやりつつ、いつもやってるフリコピもガンガンに!わざわざ振り返って我々をニヤニヤして見てくる人はあい変わらずいる。赤がいなかったので緑を越える馬跳びは僕(黄)が代わりに飛びました。
1,2,3,4,5ウーイェイなんかは、周りに居なすぎてジャンプしても自分一人飛んでるみたいな状況。ノフのお前らどんなけ前に集まってんだ… 特に大盛り上がりのサビ。サビの振りはまわりのみんなもやってたような気がする。自分のことで必死だったのでしっかり確認はできていない。
そのあとはマホロバ。僕らはいつもうりゃおい言わないで踊るからどうしようかと思った。こんなのでは聞き耳立ててる一般の客の手前恥ずかしいじゃないか! 前の方はわからないが、周りからはうりゃおいは聞こえてこなかった。しかし僕らはつたなく踊るだけ。 ろくにコールがなくとも、それはそれで振りコピする俺らのことをニヤニヤしながらみる人多数。見とけ見とけ。
看板曲のサラバ!勝利へのスタート!
世の中的にはやはり看板曲なのだ。曲始まりの反応がだいぶイイ。近くの女性3人組の1人は「行かないで〜」のとこの"ペンギンよちよち"みたいな振りを知っていたようで、友人らに「このフリのやつだ」みたいに伝えてた。「そうだよその曲、よく知ってるね」と僕は心の中で喜んだ。
うりゃおいも言うが、振りコピ曲なので振りコピをする僕ら。人数少ない上に欠けた色(赤、紫なし)もあるせいで、いつものがアツさを見せられていないような気がして心残り。
だがしかし!僕ができることは黄色をまっすぐに推すことのみ!いつもよりも力みすぎているくらいにひたすら推す!推す!
曲のタイミングに合わせて飛ぶにしても足元が広くて、飛びやすいので異様に滞空時間が長くなる。ステージも人の波もよく見える。あちらからはだいぶ目立ってたかもしれん。
サラバの「はじまったばかりだ」で円陣してサムズアップした手を出して「うっし!」ってやるところ。1回目したのを見てて、2回目には後ろのグループの人らが入りたそうな感じだったのでどうぞどうぞと手振りをして2人に入ってもらった。今思うとここから俺らの勝利が始まってたようだ。
BLAST!から勝利確定
自己紹介は、メンバーだけで完結する簡潔バージョンで早々に終えて、BLAST!へ。
インタールードはなく、ももかちゃんのイェイェイェイイェイから。
「手拍子するんだよ」と僕らは大きく手拍子を振りかぶって周りの人たちにわかりやすくして、背中で伝える。
いまだにチラチラ見て来る人はいるんだけど、ここまで知ってる曲が多かったからか純粋に楽しんでくれていて、でもまだ僕らの応援の仕方が気になるので見てるという感じだった。
僕らは基本はメンバーを見るので精一杯で周りを見る余裕はないんだが、耳から入って来る印象ではどうやらBLAST!の始まりの手拍子をしてくれている人がいっぱいいるみたいだった。ありがたい。
サビまでは各々で体揺らしたりして楽しんだが、サビに関してはMVを見ていればできる部分。ガンガンに腕を振り回して楽しく踊りました。
先週のバカ騒ぎではグループ席全員でガンガンに腕を振り回しながら踊ってて、その光景は我らながら圧巻で非常に楽しかった。周りがやってなかったから余計目立ってました。
「え?」(心の声)
腕を振り回すとこで僕は体を大きくよじってたのか目の端に後ろの景色が入った。
まさにこの言葉。「僕は目を疑いました。」
なんと!ノフじゃないひとまでみんな踊ってるううううう!!!
ジャンプして確認したらわからないけど、少なくとも僕からの目線にいる人みんな踊ってました。しかも目があった人とかすんごく楽しそう。目があった人たちの表情から「ムッチャ楽しいです!真似しますからガンガンにやっちゃって、先導してください!」と言ってると勝手に解釈しましたが、きっとそれで差し支えなかったと思います。
まさかの光景!まさに目指していた光景!
チラチラこちらを振り返ってはニヤニヤしてる人たちは、僕らを嘲笑しているのではありませんでした。途中からは大所帯で楽しそうに動いている光景を楽しそうに、または羨ましそうに見てたんだとわかりました。しまいには僕らを見て振りを真似しようとしてた!さすがにそれに関しては「俺らじゃなくメンバー見て真似しろ!」って言いたかったw
信じられずもう一度、2サビでも振り返る。さらに奥の人たちの手も見えて踊りが拡大している様子*1…。泣きそうなくらい嬉しかった。 後ろの光景に気付かず踊ってる友人に「後ろを見てみろよ」と指さして教えました。ちらりと振り返って見てやってましたが、すぐ居直ってダンス。推すのに集中してたので特にその時リアクションはありませんでしたが、彼も終わったあとあの光景を思い出して感激していました。*2
曲が終わって「ウェーイ!一緒にやってくれてありがとウェーイ!(ハイタッチ)」って行ったりして、「自分らが先導してるんだ」って言う感じ、なんか嫌なのでそう言うことはせず「ももクロの良さ、楽しさが伝わって嬉しいなあ。楽しそうだったな~喜んでくれてたな~これがももクロなんだよな~」って個人で心の中でで喜びを噛み締めて居ました。俺らのももクロを少しでも味わってもらえてすごく嬉しかった。
ももクロの楽曲の多様性とスキルをぶつけるっ!!!
そのあとは、もっ黒と続きます。 「ワイワイ楽しい!」「激しい!」だけじゃなく、「ももクロは音楽的に幅広いことをやっているんだよ」ってのを見事にぶつけてくれるセットリスト。きっとライブ後の口コミは想像するに「激しかった」とか「ヲタクがキモかった」とかが中心になると思います。ですが体感した本人たちにはもっと多くの情報と感情が伝わるものだったのではないでしょうか。
そしてワニシャンでみんな大騒ぎ!みんな扇子ないけど腕をガンガンに振って楽しんでました。みんな最高!
イントロを聞いて抜かりなく扇子を取り出した僕に対しどこからか「準備がいい!そこまで準備してやるのか!」みたいな「おお〜」的な反応があったように思います。へへへ〜
近場の人らでお互いに扇子で扇ぐとこも、見知らぬ人らみんなとやりました!楽しすぎる!これこれこれ〜!!!ワニシャンってやつぁ~これをやるための曲と言っても過言ではないのだ!!(バカ騒ぎでもみんなやればいいのに〜)
あ〜もう本当最高すぎる。
煽るMC
かなこちゃんの
ロックってなんだー!!アイドルってなんだー!!目の前にあるものを信じろー!!食わず嫌いじゃないのかー!!食べてから決めろー!!
で、労働賛歌へ突入。
これはヲタク血をたぎらせるし、ロックファンは「確かに!」とハッとして「そこまで言うなら聴こうか」となったかもしれない。というか、このフレーズがロック!
MCに時間をかけず、客をあおり盛り上げるのにベストだったように思います。労働賛歌へもハイボルテージで突入してました。
だいぶ前にどっかのアウェーな現場でも行ってた気がしますが、短い時間で印象付ける演出はさすが。
分かりやすい腕をあげる振りがある労働讃歌チョイス。みんな腕あげガンガンで大盛り上がり!!真似しやすくて使いやすいよね!初見さんを意識してセトリ組んでますよね~良い!良い!
ChaiMaxxは、なぜか踊れる人が多数!2011年くらいに地味に興味持ってYoutubeの振り付け動画を見てた人多いのかもしれない!さすが色々偏見なしに楽しめるロッキンファン!
爆裂な場の雰囲気もあって、見よう見まねでChaiMaxxを踊る人がたくさん!現場の全員で楽しんでた感じ!もねぇ、何度も言うけど最高すぎる。
最後は桃色空。思い切り楽しんだ後でしっとり。
正直あれだけみんな楽しそうに楽しんでくれてたのでしっとり曲はぶっこみすぎじゃないか、どうなんだろうかと心配に。 ヲタの応援が効かない曲なので「これ堂本剛くんの提供曲なんです!」って始まる前に大声で言ったら興味持ってもらえるかなと考えたが、さすがにピンチケ感。勇気は出ず断念。
僕が気を揉む必要もなく、楽曲の良さ、歌唱、声質などこの曲も楽しんでもらえてたように思います。
あえて伸ばせる部分を探すなら
もともと知ってもらえてる元気な曲、激しい曲を持っている強み。それだけじゃなくこんな曲もあるんだよと楽曲の幅広さ/多様性とメンバースキルのどちらの武器も存分に見せつけられたステージングだったのではないでしょうか。初参戦のロッキンジャパンにふさわしい、いや、初参戦にしては堂々としたセトリ及びパフォーマンスだったと思います。
終わった後の周りを見たらココナツのフリ(ココココココココ)とかココナツサークルを知ってた人も多かったようで、「聴きたかったな~」と言う雰囲気の人が僕の周りで3組ほど見て取れた。
150点のパフォーマンスだったが、労働讃歌あたりをココナツに入れ替えていたらさらに満足してもらえて、少なくとも150万点くらいになったのではないでしょうか。もうひとつ伸ばせる部分があるとして、あえて言うなら唯一そこが惜しかったのかもしれない。
DMBに騙された!w
リハでは青春賦の一節や、ゴールデンヒストリーのブラスバンドが聞いて取れて「セトリのネタバレか!?おとなし目の曲だけど大丈夫かな」とか心配したが、終わってみるとセトリに入ってなかったーw どうやら真相はこう言うことだったみたい。
昨日のロッキンの感想①
— 宗本 康兵 (@Kouhei_m) 2017年8月12日
ツイッター見てるとサウンドチェックで思いつきで少しだけ『青春賦』やってよかったって思いました。
ブラスチェックで盛り上がったので、僕もセットリストにない曲何か弾こうと。モノノフの方々を少しでも温められてよかったです。#ももクロ
勝手に僕ら騙されてましたwグループにはももクロ初見の知り合いがいたので、ゴールデンヒストリーのためにサビの振り付けを教えたりしてたんだけどな〜wまんまとやられましたw
ライブ終わり
後ろの7人組くらいのグループに楽しかったですと、声かけられた。サラバのエンジンに入ってくれた人たちだ。彼ら彼女らは僕らのすぐ後ろにいて、楽しそうにフリコピを真似してくれてた人たち。彼/彼女らが僕らを真似して楽しんでくれたから周りの人にも広がったと言っても間違いじゃないんじゃないかと思っている。ファンじゃなくとも音楽を踊っちゃうくらい楽しむ気持ちを持ち合わせていることにすごくリスペクトを感じる。
彼/彼女らから有名人でもないのに握手を求められ…躊躇しながらも、ほんのり握手しました。女性だったしもっとにぎにぎしとけばよかったかなwぉぃ その時には「今回のがもしよかったらももクロ見に来てくださいね」とか、「 CDレンタルでもいいから聞いて見てくださいね」とか言ったと思う。声ガラガラだったけど伝わっただろうか。 しまいには記念写真を求められた。そんなん自分らのグループでもいつも撮らないから躊躇したけど、ももクロが楽しかったと思ってくれたのを踏みにじることになるので断れず、初めてZポーズで記念撮影w
その後友人がエゴサーチしたら見事にinstagramにさらされてましたw 危険を察知してサングラスしといてよかったw(←素顔で出されてた人に「その危険性をなんで教えねえんだ」って怒られましたw)
記事終わり
バックバンド背負ってのももクロのパフォーマンス。ももクロの全部入り*3のパフォーマンスでノフどころか、観てくれた多くの人たちにも好評だったようだ。心配された久々のがっつりアウェー戦は大勝利のようです。
いたのか定かではない、バカにしてくれてたやつの顔にバチコン!ゴリラパンチをかませたんじゃないかな。
一方僕らの戦いについて
僕らの周りからはコールなど聞こえてきませんでした。そんなポジションで僕らは、自ら勝手に背負った役割を全うできたように思います。
周りのお客さんを巻き込んでみんな笑顔になってくれたのはすごく嬉しかった。そしてこれまでにこんなに達成感あることはなかった。(僕は参加していませんが、ある友人はオズフェス以来だと言ってました。サマソニ参加した人もこんな気持ちだったのかな)
出番後は余韻が凄まじく、*4ライブ終わりまで我慢したビールの美味いこと美味いこと!
これまであった単独ライブの客席周辺の環境において、こんな感激することはありませんでした。当日の他のエリアではどうだったんでしょうか。キニナル
後方のシンガリとしての局所的な成果に過ぎないのかもしれませんが、こちら現場からの報告です。「大勝利でした。」
偏見たっぷりに書いた意気込みの記事でしたが、「キモヲタwww」なんていませんでした。みんなその日を存分に楽しむんだっていう気概に富んだ人たちでした。以前よりもだいぶそういう人が増えてたように思います。郷に入っては郷に従って楽しめるようになってきた日本人がフェスにも足を運んでる感じでしょうかね。
全体的な話。日差しが隠れていてすごしやすかったです。久しぶりに参加したロッキンですが、会場はもちろん会場から遠く離れたとこまで人やバス、車の流れを上手にコントロールしており、ノンストレスでスムーズに帰ってくることができました。これまでにだいぶオペレーションをアップデートしてきたんだろうなというのがうかがえました。楽しい思い出の最後にどっと疲れるのは嫌ですもんね。凄くいいと思います。(氣志團万博頑張れ)
昔は少しでも多く見るぞ!と意気込んでいて、途中で抜けてはしごとかもしていましたが、今回はしゃち、もも、Perfume、サカナあたり観れればいいかなというゆるふわ参加となりました。グラスステージから遠いレイクステージへは出向くことはありませんでした。 それなりにチケット代かかるので贅沢な時間の使い方ですが、これはこれでいい時間の使い方ができたかなと思います。
ももクロをまた呼んでいただけるなら、という条件付きですがまた行けたらいいなと思います。*5
- アーティスト: ももいろクローバーZ
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2017/08/02
- メディア: CD
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ふう。長文になってしまった。こうも長いと文章の反芻も一苦労。きりがないので読み返すのはここであきらめますw